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家庭教師辞めました [FくんとSくん[家庭教師)]

改めまして。

Sくんの、家庭教師を辞めました。

その選択が正しかったのか、自分にもっとできることがあったのか、自問自答しています。

何よりも、「解けない問題をそのままにして終わった」という感じがしています。
もし次に同じような生徒に出会った時、どう対応したらいいのだろうかと…。

Sくんには、数学メインで教えていましたが、理解力そのものは、数学が1や2の生徒と同様、特に、「おかしい」と思う面はありませんでした。図形に関しては、かなり認識能力が低いと思われましたが、それ以外については、お兄ちゃんであるF君の時に感じたような違和感はありませんでした。

しかし、問題なのはこの先です。
学校のワークを利用し、ゆっくり噛み砕いて丁寧に説明し、演習させる。あらかじめ、コピーを取らせておき、宿題はそのワークの解き直しを出していました。
家庭教師の当日に一度目のやり直し、そこから一日おきに、最低でも三回やらせて、次の授業で全く同じ問題をテスト、という流れ。

しかし、この宿題を、やれるところだけやって、あとは写してくるわけです。

解き方も丁寧に書き、本人がメモを取れないので、私が付箋などで書き込んで、自分で見直せるようにして渡していました。
「まずは、何も見ないでコピーに解いてみるんだよ。それで出来なかった問題は、私のメモとかを見ながら授業を思い出して、やり方を確認しながら別紙に解いてみる。そうしたら次にはやり方を見ないで解いてみる。OKと思えたら、コピーの方に何も見ないでやってみよう。三回目は、テストのつもりでやって、出来ないものがあったら、それだけを繰り返しやってテストで丸になるようにしてね」と、横で実演しながら、宿題の仕方も繰り返し教えてきました。
自分でやって、それでもわからないところは、次回の授業で聞くんだよ、と。

それでも、どんなに繰り返しても、写してくるんですね。

本人はそれを否定します。というよりは、決して写したことは認めません。

元々、最初はそれでも仕方ないと思っていました。
少々厳しいことを言ってでも、定期テストの点が上がれば、成功体験をすることができれば、気持ちも変わるだろう、と思ったのです。
今までそうでした。自己肯定感が低く、投げやりになっている子どもたちも、成功体験を積ませることで、自信を持てるようになり、勉強への意識も変わっていくのを見てきました。
だから、きっと、S君もそうだろうと思ったのです。
2点だった数学が40点台になり、けれど、それでも、宿題を写すのです。それはその後も変わらず。
成功体験が、プラスの効果をもたらしませんでした。

夏休みに入る前には、高校に行こうよ、といくつかの高校名を出して、HPを見てもらう等しました。
それも、意味はなかったようです。

お兄ちゃん自身が専門学校に行っており、掃除をすれば単位も取れるとか?
今までの生徒達が「本当に行く高校ないよ」とデータを示して見せることで、「やばい」という感覚を持っていたのですが、彼は、無試験で行けるところがあることを知っていますし、多分、親も、それを許容していました。



自宅学習で、学校の夏休みの宿題である理科や社会のワークもやらせたのですが、写してくるので、お母さんに解答の管理を頼みました。
社会は、覚えないとダメだよ、と、暗記の仕方も丁寧に教えたのですが、時間がかかるだけで、覚えられない、とお母さんいわく。
「ナイル川、とか書く必要はないんだよ。答を隠して言えるかどうか確認するの。言えなかったらチェックを入れて…」「こういう風にやればこの箇所覚えるのに五分もかからないよね。一ページやるのに三十分もかからずにやれるよ」などなど。

でも、やってこないんです。

英語は、お母さんが得意とのことで、塾用教材を購入し、お母さんに教えてもらうことにしました。
しかし、単語も覚えきれません。どんなにやっても覚えきれません。夏休み明け、unit1~4の単語100問テストがあるとのこと、そのたった100問が、書けないのです。お母さんいわく、先生が来る前は書けるようにしたのに書けなくなる、昨日書けたものが書けなくなる、と。

ローマ字が書けることは確認済み、更に、読んで言って書いて覚えるんだよ、英単語は言葉だから、読んで言えないとダメだよ、などなど、思いつくことは伝えるのですが、tomorrowが、tomorou、という調子。


行き詰っていました。
教えても教えても、様々な策を考えても、結局、前進しません。
今日は改善したかと思っても先へ繋がりません。
数学も、テスト箇所がたまるばかりで、宿題は投げやり、前の部分が消化できていないので先へも進めない。

本人に問うても、黙り込むばかり。

私は。
どんな子でも、「できるようになりたい」「わかるようになりたい」という気持ちは根本にあると思っていました。
昔、オール1の生徒を教えていた時のこと。
彼はいわゆる問題児で、マンツーで授業をしていても、ペットボトルで私を殴るか、私の文房具を壊すか、くらいしかしませんでした。それでも、私とはコミュニケーションが取れていて、他の講師が代講で入ると、突っ伏したまま、一切目線も合わせない、そう言う子でした。
その日、理科の試験の前日でした。単元は生物で、やりやすい分野とあって、他の生徒達はみな、自習に励んでいたのですが、相変わらず彼だけは塾にいるだけ。
横で私は言いました。「授業しないわけにいかないからさ。あなた、聞いてなくてもいいけど、説明だけするよ。明日理科試験あるでしょ。今回、覚えるだけでけっこう点が取れるよ。」
そういってワークを置いて、線を引きながら説明し始めて、ふと気付くと、寝たままの姿勢で、けれど、目だけ文字を追っている。聞いてる。。

勉強なんかする気がないと思っていた子の、真剣な目でした。

そういう体験をいくつか繰り返して、いつしか思っていました。
「みんな、わかりたい、とか、できるようになりたい、という気持ちはある。だけど、もうわからなくなりすぎていてどうしようもなくなっていたり、どうしていいかもわからなくなっている。拒否反応すら出ている。それを、上手く取り除いて、きっかけづくりをしていくのが仕事だ、と。

だから、オール1だっていい、今できていなくてもいい、ただ、こんな風にやればいいんだよ、こんな風にやっていけば、ほら上がった、ほら出来た、出来るじゃん、出来たじゃん、そうして成功体験を積ませていくうちに、いつの間にか、自分一人で進めていけている、そういう指導をしてきました。

「どうせわからんし」「ばかだから」と言っていた子たちが、「数学、学校の授業なんかわかるようになってきた」そう言ってくれるのを何度も目にしてきたし、「高校いかんくていいわ」と言っていた子が、「高校行こうかな」と言い始める。

「自転車の補助輪外し」と呼んでいた自分の指導法。
「最初は、きっちり手を添えて、時には叱咤して、時には褒めて。そうしているうちに、気付いたら自分一人で走れるようになっている。」

それが。全然通用しなかったことに、根本から何かを覆された気がしました。

できるようになりたい、なんて全く思っていない生徒がいる???
それとも、お兄ちゃんが知的障がいのボーダーだったように、何かあるのでしょうか?
それとも、これは、今までに偶然私が体験してこなかっただけで、普通にあるケースなのでしょうか?

昨日、最後の授業の時に、宿題が全くできていなかった彼に、その場で、宿題のやり方を再度教えて実践させたのですが、もう、やらなさすぎて、私が書いた解説の意味さえわからなくなっている。
だから、三択で選択肢を与えたのです。
「1、もう一度、お母さんに頼んで時間を取って、一次関数全て一緒に復習する、2、自分で出来るところは頑張って自分で解決して、今度こそ、本当にわからないところを私に聞く、3、もうやる気はないので辞める」

いつもと同じように黙り込んだ彼に、自ら結論を出すように言いました。私が席を外した間、話し合ったのか、お母さんが伝えてきたのが、3でした。

「先生からあんなに二学期の重要性を説かれて、せめて、意欲関心態度の評定はcをなくそう、と言われたのに、そのためには、忘れ物をしない、と言われたのに、初日から国語の教科書がなかったんです。この子は頑固で、勉強したくないと思ったらしたくないんだと思います。本人のやる気がないのに続けても意味がないと思うので」
それがお母さんの出された結論でもありました。

ただ、私の中には大きなもやもやが今もあります。
解けない問題をそのままにして終わってしまったような。
次に同様の生徒に会った場合、どうしていいかわからないと思います。

今まで多くの生徒に出会って、自分なりにノウハウを蓄えてきたつもりですが、今回は初のケース。
それだけに、試行錯誤して、何か道を導き出すつもりでいたのですが、それができないまま終わってしまいました。

そして、半年間、一生懸命やった私の仕事は何の意味があったのか。。。必死で学校より進めて作った一次関数の貯金も、ゼロになるんですねこれで。
正負の数の計算もあやしい状況から、なんとか2に上げた数学もあっという間に1に戻る。
半年間の私の仕事の無意味さに無力感さえ覚えつつ。

とりあえず、新しい家庭教師を探したいと思うのですが、個人契約は難しいかな…一旦、派遣会社に頼るしかないかなあー。


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家庭教師辞めました [FくんとSくん[家庭教師)]

勉強の仕方、暗記の仕方、接し方、何をどう教えても、考えつくこと、やり尽くしたけどダメでした。本人、できるようになりたい、って思ってなかったんですね。こんなことあるんですね。だから、成功体験させても、先につながらなかった。
それにしても、辞める、っていうのはやっぱり、どんなに悩んで話し合った結果でも、これでよかったのかな?って自問自答しちゃうし、この選択でよかったのかな?って思う。
半年間頑張ってできるようにしてきたこともこれで、ゼロに戻るのかーってなんか無力感ー。この半年の私の仕事は何を残したんだろうか。
携帯からなので、取り急ぎご報告。また、きちんとUPします。

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自己テスト [FくんとSくん[家庭教師)]

結局進歩はないですね。

宿題は「やっただけ」
テストには受からない。

どんなに宿題のやり方を説明しても、
細かく書いても、「自己テスト」をして「何も見ずに解けるようにして初めて宿題をやれたと言える」という話をしても、自己テストのやり方を説明しても、だめですねえ…。

覚えたことがない、そういう生徒はいくらでもいます。
過去に教えた生徒達の中にもたくさんいました。

一昨年のEちゃん、数年前のDちゃん等等。

彼女達にも、「覚え方」から指導しました。
一時間くらい費やして、「覚え方」の指導をしたこともあります。

その結果、覚えることができるようになったのは
少なくとも彼女達に、多少なりとも「覚えよう」という気があったからなのでしょう。

自己テストをして「覚える」という作業をしない限り、どの教科も絶対に上がらない。
当然ですが。

三月に指導開始して半年。
うーーーん。
悩ましいですね。

最近流行りの「成績保証制度」のある塾はどうしているんだろう?
毎日自習に来させているのでしょうかね。
少なくとも塾ならばそれができるのですが、家庭教師ではやはりそれは無理なのですよね。


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スタンダードの違い [FくんとSくん[家庭教師)]

御家庭との温度差、という話を前回書きましたが、最近つくづく思うのが、
家庭によって、スタンダードに差があるということです。

例えば、私の母は、小学校のテストは100点あたり前、ミスをして90点台、あんな簡単なテスト
間違える方がおかしい、という考えの持ち主でした。
母は、小学校時代は学級委員を務め、中学受験をして短大までエスカレーター式に進学しました。
私は、母のように優秀ではありませんでしたが、少なくとも小学校中学校時代、学校の授業がわからない経験はありませんし、中学では上位2割をさまよっていたものの、上位3割以下に落ちた時、「これはヤバい」「いい加減ヤバい」と慌てて成績を上げにかかったことがあります。

友達と遊ぶことが楽しくて仕方なかった中学二年の時、勉強をさぼりまくっていましたが、それでも、試験前になると部屋にこもり、「うわ、なんでもう少し前から勉強しなかったんだろう!覚えきれない!」と必死で教科書やらノーとやらにかじりついていました。
「覚えずに試験を受ける」ということは考えたことがありませんでした。試験範囲はすべてこなし、全てできるようにして覚えて受けることが当然、ただ、実際には時間がなくて覚えきれない、という状態でした。

高校入試も、普通科高校から大学進学、が当然で、それ以外の進路については考えもしませんでした。
それが我が家のスタンダードだったのだと思います。

さて、問題のSくん宅ですが。
お母様は常々おっしゃいます。
「中学の数学は難しいですよね」「先生も丁寧に見てくれたりしないし」「私も数学は中学の時、2がやっとだったので、家系的にも出来ないのは仕方ないですよね」

「まだ子供だから」という言葉も良く聞きます。

私は中学生を子供扱いしたことがありません。同じ目線で同じように話します。本当にフォローが必要な時だけ、子どもとして見ることはあるのですが。

「出来て当然」「もう子どもではない」というのがスタンダードな家。
「難しいから出来なくて当然」「まだ子供だから」というのがスタンダードな家。

差が生まれるのは当然のような気がします。
どこにスタンダードを持ってくるか、これって重要な気がしています。

前回、お母様に言われました。
「宿題は、本人だけに説明して欲しい」「私も一緒に先生の話を聞いたり、お説教を受けたりしていると、憂鬱にもなり、ご飯の支度も滞ってしまうので」
元々、勿論私は生徒だけに宿題を伝えていました。そもそも、ノートに細かく記載して日割りでやることを書いて渡しています。
それでも、生徒がやってこられないので、お母様の管理を頼んだのです。
最終確認をしてください、と。

前の先生は、宿題をしてこないので、それなら出さない、と、最後、宿題を出されなかったそうです。
それに対して、お母様は相当な不満をもらされていました。お話も、さらっと切り上げて、「私はこの後塾があるので」とそそくさと帰って行かれた、と。
結局、どうしたらお母様は満足されるのか…。

宿題を減らして欲しい、という話にも、改めてお伝えしました。
「元々、数学はその日にやった単元を三回やり直してくる、というごくわずかな量でした。けれど、その単元から全く同じ問題で確認テストをしても受からないので、再度やり直し、という形で量がどんどん増えて言ったのだったと思いますが。
今まで、ゆっくりやって時間になったらやらなくて済む、というように逃げの一手で来たので、それを直すために、やらなかったらその分増える、自分がどんどん大変になる、ということを知ってもらいたい、と私は、お母様に話していましたし、お母様もそれに賛同なさっていたのです。

それなのに、なぜ、突然、宿題を減らせ、と?

多分・・・いろいろなことをおっしゃりつつも、お母様ご自身がしんどくなってきたのだと思います。
結局、子どもと一緒で親も頑張りきれない。
というよりは、親が頑張れないから、それを見て育った子どもも頑張れない、ということか。

英語は大変でも責任を持って見る、とおっしゃってお任せしたのですが、それも、
「午前中にやらせると、私はつきっきりなので、買い物にも行けなくて」
午前中にやる意味は、伝えてあります。午前中に終わらなければ、午後の長い時間を活用できるからだと。
買い物は夕方じゃいけないのかと思うのですが、やはり、要はしんどいのでしょう。
「英語の確認テストも私がやります。先生もご負担だと思うので。とりあえず、少しでもできるようになれば、ということで」
結局、私の厳しい管理から抜け出そう、ということ。

そしてもうひとつ、こんなことをおっしゃいました。
「まだ子供だから、将来のために今がんばらないと、って話してもやっぱりわからないんでしょうね。経験しないとわからないですよね。うちの子は幼いところがあるし。女の子とかだともっと大人びていたりもするんでしょうけど男の子だし。」


その幼さは、御両親が作り出したものではないのか…。

そして、結局、コメントでも頂いたように、逃げ場所があるから、本気ではないのだと思います。本気にもならないのだと思います。親子共に。
多分、本気なのは私だけなのです。

だから、温度差があり、ゆがみが生じているのだと思います。

つらつら書き連ねました。読み苦しい文になってしまいましたが。

私は常に本気で生徒に向き合っています。必ず成績を上げるために。
だから、大変な時は大変になる。それは仕方ないと思っています。本当に成績を上げたいのならば…。

家庭教師そのものは、続けたいので、他にいい案件があれば乗り換えたい、というのが本音でもありつつ、一方で、途中で辞めることへの罪悪感もあり。

とりあえずはもう少し、こうしてブログでつらつら書きながらも、経験値を上げて行きたいと思います。
今の「楽しくないなー」「私の役目じゃないなー」と思いつつやる家庭教師も、どこかで何かの役にたつかもしれない、そう思いつつ。
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継続、しかし [FくんとSくん[家庭教師)]

Sくんの家庭教師。ご家庭と本人からの希望は継続。

継続します。当面。

ただ、お母様の希望としては、宿題を減らして欲しいこと、本人のみに説明して欲しいこと、
自分も精神的に辛いので、あまり辛ければ考えたい、とのことでした。

この場所のみでの愚痴ですが。

それなら解雇して欲しかったような気も。

今日、友人と話しているうちに気付きました。
多分私が違和感を感じる最大の理由は、御家庭と私の温度差。
私は今がオール1でも高校に進学したい、というのが最終的な希望だと思っていました。
しかしどうやら、御家庭や本人は、無試験で行ける専門学校でも良いと思っているふしがあります。

それならば、確かに無理して成績を上げる必要はありません。
それならば、私がやらなくてもいい気がしてしまうのです。学生講師とのんびりやってもいいと思います。
今の私は、生活のために働いているわけではなく、高校に行きたい、成績を上げたい、そう思っている子に貢献できることが生きがいであり、やりがいにつながるために働いています。
多数の家庭教師をできるならともかく、たった一軒しかやれません。
それならば、成績がどんなに悪くとも、「○○したい」という希望を持っている子の力になりたい、そう思ってしまいます。

ただ。お母様に確認したところ、お母様は高校進学して欲しい、本人も、やはり、今は高校進学を望んでいる、とのことでした。

それならね…、やることが増えるのは仕方ないのでは?
精神的に辛いのは、今までのツケでは?
そこを乗り越えないと、いつまでもできないままなのでは?
小学校一年の時にもこのままでは遅れると指摘された、小学校中学年ではプリント学習教室で指摘をされた、その時その時に、解決はできなかったものか…。そうすれば、こんなにつけがたまることもなかったのではないだろうか。

そう思ってしまう面はあります。
けれど。

私は基本的に完璧主義で、早め早めに事をこなさないと不安なタイプです。
そういう自分の定規で物を考えがちなところがあります。
そうした面を正して、御家庭に合わせる柔軟さを持つこと。それは私の課題だと思います。

ここでだけ愚痴を吐きますが、実際には、前向きに頑張りたいと思います。
経験値を積んで、また新たなツールを手に出来るように頑張ります。

今までに出会ったたくさんの生徒達の、合格の日の笑顔を順に思い出すことが励みです。
頑張ります!



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行き詰まり [FくんとSくん[家庭教師)]

行き詰っています。

数学は確かに、1から2に上がったのですが、成功体験を積んでモチベーションを上げてもらおうという思いは空振りです。

考え方が大切だよ、家庭教師で今やったことを、もう一度自分で考えてやっておいで、解けるようになるまで繰り返しておいで、そういって同じ問題を宿題に出しても、適当にやってまるつけておしまい。

ただの計算問題の直しも、もう一ヶ月以上もやってきていません。

一次関数に入る前に、比例反比例を何も分かっていないので復習し、比例定数の求め方等を教えても、一切覚えてきません。

その場さえしのげればそれでよいみたいなのです。

英語も同じです。英語は得意と言うお母様にサポートをお願いして、手作りプリントやテキストをわたし、やり方と共に、単語の覚え方等も教えるのですが、そもそも、いうとおりにやってきません。
読んで書いて声に出してと言っても、何度も書くだけは時間の無駄、自己テストをして、といっても、やらず、結局、fatherもmotherも書けません。
お母様いわく、かけたはずなのに書けなくなる、と。
それは、残像が残っているだけで、文字として認識できていないのでは?とも言うのですが。

理科も、試験の点数からするとⅡになると思ったのですが、項目別の観点別評価の部分はオールcでした。
36項目位ある中で、Bは3つだけ。残りは全てオールc。
評定も数学と体育以外は1.

学校の通知表のコメント欄も、忘れ物が多い、課題を出さない、すぐに物事に取り組めない、など、散々書かれています。穏和に書かれるはずの欄でこの書かれよう…。

高校に行こうよ、とデータを見せても、成功体験を積ませて見ても、色々話してみても
響いている感じが全くしません。

正直、空回りしすぎて疲れたうえ、お母様にも、私も疲れた、家庭教師の日が憂鬱だと言われてしまいました。

宿題も多いのかもしれません。けれど、オール1の状態から、高校に行こうとしたらやることが増えるのは仕方ないと私は思ってしまいます。そのあたり、普段御理解頂いているお母様との間にも温度差があるみたいです。
長年サボった分のつけが回るのは当然と私は思ってしまうのですが。

彼のお兄ちゃんは知的障害のボーダーで専門学校に進学しました。Sくん自身、お兄ちゃんでも行けてるからなんとかなるわ、高校じゃなくてもいいわ、と思っている気がします。

行き詰まり、これ以上役にたてないのであれば、と契約解除も申し出ました。
どうなるかは、先方の判断次第です。

自分の未熟さですが、上手く回りません。文字通り空回り。
どうしたら、うまくいくっているのか…それとも彼にその気がない以上もう無理なのか?
何年やっていても、同じ生徒はいないので、やはり色々難しいですね。当然ですが。



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試行錯誤 [FくんとSくん[家庭教師)]

期末試験前日にも、まともに宿題をやれていなかったSくん。

正直に言えば、そこまでして、やらせるべきなのか、迷うことすらあります。
叱って、諭して、でも、心に届いていないと思うのです。

自分でも気付いています。
今、私がしているのは「おとな目線での説教」になっているということに。

親になり、きっと親ならば、誰もが、「我が子に幸せであってほしい」「幸せになってほしい」「少しでも可能性を拡げてほしい」
そう思うと思います。その、お母様の気持ちがわかるからこそ、親の立場になってしまう。

でも・・・それじゃ届かないものがある。
かつて、B塾にいたころの私は、生徒に寄り添えた。
親とは違う立場で、生徒達と接することが出来た。二十代で、多少は経験値も増してきていた時期、
親でも教師でもない立場で接せたからこそ、伝わるものがありました。

年を重ね、親になり、生徒との年が離れるにつれ、どうしてもそこにジレンマがうまれます。
そして、家庭教師という、塾とは違う、限られた時間の中でしか生徒と接することが出来ない場で
限られた関係しか築けないという、長いこと感じてきたジレンマに、再度直面しています。

「消去法で考えて、勉強する意思がないのならば、高校に行く意味もないし、進学しても退学してしまうと思う。だったら、中学を卒業した就職したら?」

彼のお父さんは常々言っているそうです。
進学できないなら働け、働くなら自活して家を出ろ、と。

ただ…そんな風に言っても響かないと思うのです。
かつて、N先生が生徒に説教をしていた時、確かに、彼女の言うことは正論で、保護者の信頼もあつかったのですが、生徒はいつも、うつむいていました。表情を消していました。

今、同じものを、Sくんに見ています。
彼は、私が見たくない目をしている。

あの頃の私は、同じ生徒に対して、N先生とは違う接し方をできていました。
代講した時、いつもN先生に叱られている生徒が、聞いてきたことがあります。
「先生、怒らんの?」
その時なんて返したのかも覚えていません。ただ、その日の彼は、積極的に授業に向き合ってくれたことだけは覚えています。

あの時の感覚はもう取り戻せません。
それは仕方のないことなのですが、どうしても、あの時に代わるツールを手に入れられずにいます。

前日にも完成していなかった数学を、私は放り出しました。
ただの計算練習を全くやっていなかった。今から計算を、目の前でやらせることが、一体翌日の試験で
どれだけの得点になり得るのか…無駄に思えたからです。
ノートに解き方を全て記して、そして放り出しました。
そして、理科をやりました。少しでも点数につなげるために。

そうして返ってきた数学は、31点でした。
確かに、数点しか取れず、解ける問題がなかった去年からしたら進歩と言えるのかもしれません。
けれど。問題を見れば、きちんとやれるようにさえしていれば、解けたであろう基本問題の山。
きちんきちんとその時々の内容を消化してさえいれば、彼の力で、50点には届いたであろう内容。
そうできなかったのは、私の責任だと思います。

辛いだけの家庭教師でいいのかな。
今の彼にはそうなってしまっている気がする。
けれど、新たな道を見つけられずにいます。
思考錯誤するしかないです。いつもそうしてきたし、これからもそうするしかないですね。
頑張ろう!何か道を探そう。

余談ですが。。。某SNSで、元家庭教師先の生徒から友達追加リクエストがありました。
かつて、姉妹で教えていたDちゃんの妹Aちゃん。
無事高校を卒業した模様。中学の時から美人だったけれど、磨きをかけています。
お姉ちゃんにくらべるとおとなしかったAちゃん。
中3の一学期には、提出物も出していなかったことが判明して、これでは行ける学校がない、と
叱ったことを覚えています。
それでも、こうして、私のことを覚えていてくれたというのは嬉しいですね。
元生徒達が元気で楽しく過ごしてくれているのは本当に嬉しいことです。




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もうすぐ期末テスト [FくんとSくん[家庭教師)]

もう六月ですね。
娘が寝た後は家事や、離乳食のストック作りに追われ
パソコンを開く余裕のないまま時間が過ぎていましたが、娘も一歳になりました。
こんなに濃い一年はなかったと思います。

さて、六月と言えば期末テスト。
Sくんの期末テストも十日後に迫っているのですが、
中間テストの結果を受けてやる気がアップしたのもつかの間、またまた元の状態に戻ってしまいました(笑)

一回の成功で、変われば、言うことありませんが、世の中?そう甘くないですね。

宿題を、やったとはいえないほど適当にやってきたので、全てやり直して来るように突き返した後、
Sくんのお母様が仰いました。
「主人は、最後の最後になると、そんなにやらないならもうやめてしまえ!って言うんです。それで、この間、それをやめてくれ、って言ったんです。やらなければやらなかった分、やることが増える、やらないと終わらない、っていう先生の方針に合わせたくて。主人のやり方だと、結局最後は投げ出せばいい、ってことになってしまいますもんね。それで主人も納得してくれて。」
こうして、御家庭が、協力し、同じ方向を向いてくださるからこそ、後進することがあったとしても、最終的には前進していけると思えます。
本当に有り難いです。
今までに歯がゆい思いをしたことが何回もあります。もう少し、お母様の協力が得られたら、お母様の理解を得られたら、と思ったケースがいくつあったでしょう。
そうした中で、Sくんのご両親は、私の想いを理解し、共感して下さっています。
塾講師でも家庭教師でも、大変なのは生徒とのやり取りではなく、保護者との関係であり、成績の伸びは、保護者による部分が大きいと思うだけに、本当に有り難いのです。

期末テストまであと少し。
なんとか、通知表の評定を変えてあげられるよう、励みたいと思います。
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成果 [FくんとSくん[家庭教師)]

Sくんの数学、42点でした♪
前回は2点だったそうです。単元が図形から計算と、取り組みやすい単元になるので
単純比較はできませんが、それでも、「上がった」と思えるだけの点数にはなったと思います。

試験直前の土日には計7時間程家庭教師をしていました。
前日になっても、さんざんやったはずの、次数やら何次式かを答えさせる問題すら出来ていない状況。
乗除が混じった計算では、マイナスを落とす、約分をしない、()外しを間違える、と
さんざん言った間違いの連発。

「何度言わせるの!」
「計算に入る前に何をしろと、何度言わせるの!」
「その字は何!」
「遅い!そのペースでは学校の試験、時間足りないよ!」
怒鳴られながらやる計算問題。緊張感たっぷり。
本来、叱ることが苦手な私にとっては、意識して作りだした状況。
それは私の目的だったのですが。
彼の場合、計算を1問やるにも、時間がかかるのです。
視線が別の場所に飛んでしまうこともあり、つまり、その時意識が飛び、間違いにつながる。
注意力が非常に散漫。
それをなんとかしたくて、授業のムードを緊張感で埋めていきました。
日曜日には授業時間を延長して計4時間、間に一度休憩を入れただけで、
多分、彼からしたら、史上最大に勉強したと思います。

その後、宿題を出し、それを終えるまで、あなたは寝なくていい、と(笑)
明日のテストもチェックするよ、私の言った通りのやり方をしていなかったら、テストが終わっていても怒られるよ、いいね?と念押しをして。

それとともに、最後には伝えました。
「腹が立って怒っているわけじゃないよ。緊張感を持ってやってほしいから、厳しい雰囲気を作ってる。その証拠に、次に間違えたら覚悟しろと言われてやったこの問題、確実に解けたよね。脳みその全てを、目の前の問題に集中させて、緊張感を自分で創り上げて。点数取れるだけの力はあるよ、やるべきことを残りの時間でしっかりやってきて」

その結果。
彼は、夜中の2時半まで数学をやっていたそうです。
こんなに勉強したのは初めてだったと、お母様も言っていらっしゃいました。

テスト当日、持ち帰ってきた問題用紙には、指導当初とはまるで違うはっきりした綺麗な字で
きっちり計算を進めた跡が残っていました。
私が計算をチェックしながら、間違いを指摘すると、「ああ!」と今までになかった悔しげな声で反応するようになっていました。
中1の資料の整理の範囲までは手が回らず、軽く流した程度で終わったので、ほとんど中2の計算内容だけでの得点でしたが、それでも、よく頑張ったと思います。

小学校から見てきて、彼の性格をある程度わかっていたこと、お母様やSくん自身とも、それなりの信頼関係を築けていたがための、厳しい授業だったとは思います。特に彼の場合は、厳しくして、くしゃんとなってしまうタイプではなかったために行えたことではあったのですが。
生徒のタイプによっては、厳しくすることが逆効果になることもありますし、階下までどなり声が響いていたら不安になるでしょう。あえて、扉は開け放してありました。
どんな状況にせよ、腐ることなく、ついてきてくれたSくんと、任せてくれたお母様に感謝です。

そして、今日、試験結果を教えてくれるSくんの声は、力強いものになっていましたし、
何より、授業に臨む時の目に力がありました。

こうして、自信をつけ始めた時の、生徒の目が好きです。
何度も見てきました。
こうして、「どうせできんし」「ばかだから」と言っていた生徒達の目が変わっていく瞬間を。
その瞬間が嬉しくて、その瞬間が好きで、この仕事をしていると思います。


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薄明かり [FくんとSくん[家庭教師)]

Iも正確に訳せないという状況から始まった英語。
単語を完璧に覚えてくるように、覚え方から指導しましたが、やはり先行きは厳しい状況。

けれど、ほんのわずかではありますが、薄明かりが見えてきました。

そして、何よりも、彼自身の姿勢からも少しだけ、前向きな変化を感じ取れました。
それは、小さなことだけれども嬉しい。

ちょっとだけでも変化する。まずはそこからですね。
久々の家庭教師で、すぐに結果を求めてしまいそうになる自分がいます。
けれど、嬉しい、と思った気持ちを大切にしなくては。
自制しつつ、進みたいと思います。


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