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再会 [Hちゃん(家庭教師)]

再会を楽しみに…とこの場所に記した、最後の日から三年の月日が流れました。
私にとっては結婚、出産と、激動の三年を経て。
Hちゃんに再会しました。

彼女の住む市には、日常生活で訪れることもほとんどなく、三年ぶりの道。
懐かしすぎました。

時間つぶしをしていたコンビニ、時折、買い物に立ちよっていたスーパー、
気分転換をしたい時に立ち寄っていたスタバのドライブスルー。
二年間の間日常だった景色を懐かしく眺めながらのドライブ。

あたたかな春の風は、三年前、最後の挨拶に訪れた時と同じ匂いがしました。

今年大学受験だった彼女、「キープはしてあるのですが、納得いかないので、後期まで頑張ります」と連絡があり、その後、「第三志望になっちゃいました。○○大学の経済学部です。」と報告がありました。

久々に止めた家の前、メールをすると、変わらないお母様と綺麗になったHちゃんが出てきました。
立ち話をして、帰りにまた立ち寄る約束をし、ふたりで近くのカフェへ。
数時間あっという間でした。 

彼女が進学したN高校は、自由な校風が人気の高校。入口はそれなりの内申を必要とするのですが
自由ゆえに、「大学進学率は悪い」のだそうで、先日会ったN高近隣に住むSちゃんいわく「N高は入る時頭いいのに出る時馬鹿になってる(笑)」のだそうです(笑)
Hちゃんは、この地区で最難関の私立大学を第一志望としていたそうです。
しかし、ぎりぎり受かるはずだった第一志望はあえなく玉砕。確実に受かるつもりでいた第二志望もまさかの不合格だったそうです。
センター失敗して、気持ちが落ちていたところで、インフルエンザを拾ってしまった。
そこから、一週間勉強できなくて、それでも、必死で机に向かおうとしてみたけど、なんにも頭に入らないだけじゃなくて、なんかそこから、どんどん知識が抜けて行ってしまって立て直せなかった。

お母さんいわく、「メンタルの弱さが出たのよね。高校受験の時、手が痙攣したじゃないですか。あれと同じで、あのころよりは強くなったけれど、でもまだまだだったね。でもきっと決まった大学が一番いいのよ、大学生活楽しんで、次は、就活の時に、この経験を活かせたらいいね。」と。
相変わらず、Hちゃんのお母さんは素敵でした。


ただ、彼女は言っていました。高2から通い始めた予備校のおかげで、第一志望の大学を受けられるまでに成績も伸びたし頑張れた、と。
通っていた予備校では、自分の通っていた高校が一番レベルが低かった。東大、京大という名だたる大学志望者もいる中で、刺激を受けられたのがよかった、と。

その中で恋をし、好きな人を見つけ、そして勉強にも励んできたHちゃん。

高校生活は「最高に楽しかった」のだそうです。
たくさんの友達に囲まれ、にぎやかに、高校生活を謳歌した様子が数時間の会話の中でいきいきと伝わってきました。この春休みも、家にいる暇がないほど、多くの友人たちとの予定が詰まっているそう。

こだわって決めた部活動も「結局、県大会まで出られました。途中からは他に興味がうつって部活に気持ちが入らなくなったこともあったけど、続けて良かったです。」と。

目の前の成績アップや高校合格も確かにひとつの目標でああり喜びです。

けれど、やはりそれ以上に、泣いて悩んで頑張りぬいて選びとった学校での生活が
「最高に楽しかった」と、そんな報告を聞けると、嬉しくてたまらないですね。
本当に嬉しい。
人生の貴重な三年間の楽しい思い出を作るための一端を担えたのなら、こんなに幸せなことはありません。

成績を上げることで、可能性がひろがり、成績が上がることで自信がつき、気持ちも雰囲気も変わっていく、そうしてその積み重ねが、未来を変えていく。
私の仕事の最終目標は、学習というものを通して、「生徒の可能性を拡げ、それぞれが自立して幸せに生きられるようにすること」だと思っています。
元生徒達が、それぞれの道で、きらきらと輝きながら生きている様を見られるのは幸せです。
そして、中学の数年間、一緒に過ごしただけの私のことを覚えていてくれて、会いたいと思ってくれることも
本当に有り難いこと。幸せだなと思います。

Hちゃんにせよ、他の元生徒達にせよ、中3での私の授業は、厳しいときもあったと思います。
多分、私の知らないところで、泣くことも、こんなにやらなきゃいけないの?と思うこともあったと思います。それでも、最後まで信じてついてきてくれて、ありがとう。そして、今に続く縁をありがとう。

そういえば、久々にお邪魔したご家庭で「わあ、懐かしい」と声を上げた私にお母さんが笑っておっしゃいました。
「三年前はこの場所で、先生と三人で、志望校どうしようかああでもないこうでもないって、話してましたよね。懐かしい」

本当に…あれから三年。


さて。嬉しく帰宅し、そして翌日は家庭教師。 
「その字はOKできないなあ。書き直してね♪」
「書いてきました、じゃ意味ないよ」
本気で勉強していると、テキストはこんな風になります、見てください、保護者と生徒の前で毎年開く、私がお手本にしているテキストは7年前のSちゃんのもの。
彼女が残した多数のチェックや書き込みを今やお手本として広げている私です。


Hちゃんに分けてもらったパワーも、今の生徒たちへの授業へと向けて、
今の生徒達がまた、それぞれの道で可能性を拡げ、たくさんの喜びやキラキラを手に出来る未来へ向かえるように、しっかりサポートしていきたいと思います。



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年度末 [家庭教師]

三月も半ば。
私の住む地域では今週が公立入試でした。
ここ二年、公立入試にはノータッチなのですが、出かけた際にすれ違う受験帰りであろう見知らぬ中学生を見るとエールを送りたくなる数日でした。

さて、現在担当しているSちゃんの授業も残り4回となりました。

be動詞と一般動詞の使い分けもできなかったところから、それなりに形になってきました。
一年くらいあったら絶対に内申点を上げてあげられたのに、と思う生徒でした。
何かほかにやることがあると宿題をやらない癖は今もあり、それが高校入学後の心配点です。

そして月曜日からは、数ヶ月待って下さった御家庭での新規指導も始まります。
新中2。昔飽きるほど毎日やった学年。懐かしい。

一つの終わりは一つの始まり。
また新たな気持ちで頑張りたいと思います。






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