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久しぶりの更新です [家庭教師]

子どもが二人になり、下の娘が夜、まとめて寝てくれないため、中々パソコンをあけることができずに、約7ヶ月ぶりに、パソコンを開きました。

今、受験生を担当しています。
しかし、やる気がゼロ。というよりは、受験生としての自覚が芽生えません。

色々な話をしました。今やっている勉強の必要性、取り組み方はもちろんのこと
高校受験について私が思う意義も、様々なことを。

それでも、心に響いていく感じがしません。
お母様が厳しく言って、そして、「やらされ感たっぷり」で課題をこなしてきます。

例年にはなかったことです。
どんなに成績の低い生徒であっても、中3ともなるとある程度は
自分で自分の進路を決めなければならない現実に直面し、ある程度は雰囲気が変わるものです。

しかし、彼女は変わらない。
そもそも、夏休みの授業休憩中に、毎年出る、高校についての話題が全く出ない。

なぜだろう…。

考えていると、思い当たる節があります。
コミュニケーション能力が劣ることから現状が把握できていないのではないか、ということ。

彼女はコミュニケーション能力が、通常の中3に比べて劣るように感じます。

それは通知表にも書かれており、小学校時代には、それ故、からかいやいじめの対象にもなっていたようです。
お母様は、天然なところがある、というとらえ方ですが、私自身は、もしかしたら言語分野に多少の凹凸があるのではないかと考えています。

話をしていても、ポイントがずれてしまったり、伝わらなかったりするのです。

彼女はおしゃべりなのですが、実は、何について話していて何の話をしているのかわからないことがほとんどで、想像しながら相槌をうったり、返答をしたりしています。
下手すると、三歳の娘とあまり変わらないような気がすることがあります。

上手く言えないのですが、例えば通常の中3が、テレビの話をするとします。
「毎週月曜日に夜九時からやってる○○って番組知ってますか?怖い話を紹介する番組なんですけど、昨日は神社での怪談の話で…」と説明から入ります。
彼女は
「神社って、ヤバいんですよ~だからホントに気をつけなくちゃいけなくて、うちのお父さんは~」と話が始まり、話が飛躍したり展開してしまいます。

また、オチのある冗談を授業中にふっても、冗談の部分が通じません。

また、叱られた際の返答も、まるで小学校低学年。
宿題がこなせていないこと、問題集をうめるために答をうつしたり、調べながら書いても何の意義も得られないことを再三伝え、一緒に聞いているお母さんもあきれ果てて、「一体何度同じことを言われたら通じるの…あなたは馬鹿なのか?」等と、問うのですが
彼女はキレます。「ゲーム捨てればいいんでしょ」「この家出てくわ!」

そうしたコミュニケーション能力の低さが、受験生としても未熟に感じる面とつながっている気がしています。

一学期の終わりの三者面談の日、ちょうど授業があったので、彼女に尋ねました。
「担任の先生、受験や進路についてなんて言ってた?」

うまく答えられない様子だったので、何か具体的な高校名を言われた?とか、色々確認したものの

あまりに的を射てない回答で、結局言われたのは。

「あ~…なんか言ってた気がします。でもよくわからないんで、お母さんに聞いてください」

この時点で少々驚きましたが、授業後にお母様に確認をしました。
「担任の先生のお話は、わかりづらかったですか?」と。
もちろんそんなことはなかったようで。


深く追求していくと、どうやら、受験や進路についても本人は何も把握していないのです。
もちろん、学校でも、そして私も再三話した内容ですら、お母さんが聞いているから良い、と思っているようで、公立高校の受け方らすら知らず、高校入試の日程はもちろんのこと、月末の模試の日程も知らない。

そして確認すると、高校について調べるのも、模試の申し込みをするのも、高校見学に主導して率先して行くのもすべて御両親でした。どうやら前回は模試の申込票や志望校もお父さんが記入したのだそうで。

そりゃ、受験生としての自覚もないわ…(泣)
おとうさんおかあさんがやってくれる、考えてくれるから、言うとおりにしていればいい、という感覚なのでしょう。


「本人にやらせてください」と授業後にお母様に話したのですが、お母様は納得されるとともに
「この子は一人では何もしないし、自分で考えることができない子で、親がついつい先回りしていました」と。


高校入試は、子どもが初めて、自分で自分の将来を考える機会だと私は思います。
今までは同じ小学校中学校、と来て、場合によっては、「○○ちゃんと同じでいい」という選択をしてきた子も、ここで初めて自分と向き合うのだと思います。

通常、親は、「経済邸に私立は無理」というようなNGポイントや「普通科高校に行って欲しい」というような親としての願いを伝えるとは思いますが、そうしたことを踏まえたうえで最終的に決断するのは子ども本人です。親自身も「最後に決めるのはあなたよ。あなたが通う学校なのだから」というスタンスです。

だから、数年前のHちゃんのように、進路に悩み、それでも、必死で答を出そうとしてもがくのだと思います。

あの時、Hちゃんのお母様は言っていました。
「娘がもがいているのを見ていると苦しいけれど、手は出せない。見守るしかできない。私は、Hが寝る前に、マッサージをすることしかできなくて…親にとっても忍耐です」と。

それは、彼女達が大人に向けて成長するための、通過儀礼のようなものでもあるのかなと感じます。
自分で自分の進路について悩み、迷い、そして自分で答を出す。

これまで、私は、それが当然だと思っていたのですが、今回初めて、そうではないケースに直面し、そして新たな課題と向き合っています。

こうした色々なケースと向き合うことで経験値アップにつながると思いつつ…。
少しでも夏の勉強の成果が出るといいのですが。

書きたいことが有り過ぎて、なんだかまとまりのない記事になってしまいました。




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エイミー

>tyuuriさん
こんにちは。niceありがとうございます。お身体の具合はいかがですか?

>しゅわっちさん
細々としか書けていないブログに目を止めて頂き、連続でniceをくださり、ありがとうございます。
by エイミー (2016-08-14 18:01) 

tyuuri

 エイミーさん、ご無沙汰しています。体の具合は、ボチボチですよ。お医者さんからは、良く生き延びていますね、と言われましたが。
 さて、記事に出てくる女子生徒ですが、まるで主体性が感じられませんね。ご両親の子育ての結果だとは思いますが。しかし、通常は小学校高学年から中学校の期間で反抗期に入り、「自分」を主張し出すものですが、まだその兆候が見られませんね。親に依存しきっている方が楽に感じているようにも思われます。何かに失敗しても、他人のせいにできるからです。彼女が自分らしさを出してくるのは、時間がかかるかもしれません。その時は、ご両親がご苦労されるでしょうが。
 でも、他人が何か言ってあげることも必要ですよ。頑張って下さい。
by tyuuri (2016-08-15 16:52) 

エイミー

>tyuuriさん
こちらのコメントを頂いているのに気付かず、失礼をしました。申し訳ありません。
だんだん寒い季節が近づきますので、お身体、お気をつけくださいね。

担当生徒、そうなんです。主体性が感じられないのですが、おっしゃったような兆候がみられない=精神発達が少しゆっくりめ、というのもあるかと思いますし、昨日面談をして感じたのは、お父様が非常に強い意志を持っておられ、「よし!Sに向けて頑張ろう!いいな!?」と言う感じなんですね(汗)自分を主張しようとしても御両親の思いにかきけされてしまう、そんな風にも感じました。
by エイミー (2016-09-23 15:49) 

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