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中学受験の必要性 [教育観]

以前担当していたRちゃんの指導時に、中学受験のあり方について考えさせられたのですが。

今日で担当して二度目のHくん。お母様と以前面談した時にも、「Hは中学受験させようかとも思っていて」というお話を聞きました。お母様は他県出身者で、この地域の受験情報は全く知らないようでした。また、本人の成績を考慮しても、その他の環境的な条件を考慮してもこれから中学受験というのは無理がある。

そう思った私は、反対しました。「H(校名)は高校からでも入れますよ」と。中学受験と高校受験の違いについても話しました。

けれど、今日再び、「中学受験をさせようかな」というお話になりました。

私達の頃、中学受験は「勉強ができる」一部の子のためのものでした。公立優位のこの地域ではそもそも私立進学率はさほど高くはありません。けれど、ここ最近、風向きが変わりだしていることを感じます。

私は私立中学の受験に否定的ではありません。

けれども…。学校の勉強もきちんと理解できていないのに、中学受験をしようとするのは無理があると思います。現実に即さず、流れに乗せられて、や、風潮に流されての受験は子どもに過度な負担をかけてしまうだけだと思うのです。受験をするなら、現実を見て、それだけの覚悟で臨んでほしい。そう思います。

そして、今苦労しておけば、後から楽になる??高校入試も大学入試もなしで済むから?

けれど、それは長い目で見た時、本当に子どもにとって幸せになる道なのでしょうか?高校入試と大学入試がなくて「楽」なことが子どもにとって本当に良いことなのでしょうか?長期的な視点で見ているようで、実は短絡的な視点になってしまっているような気がします。

中学受験について、ふと考えさせられています。

 


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コメント 3

私も中学受験希望の生徒さんの指導経験があります。
ただその生徒は4年生の時から志望校を決めていて
一日目の試験で合格を取ってきました。執念ですね。
その家庭は親子とも中学受験希望でしたけどね。

もう一家庭は悩んでいる最中ですね。
私や親がやいのやいの言う以前に、子供の意見を尊重しましょうと
アドバイスしています。

私が住んでいる阪神地区の公立中学校の質は決して良いとは
言えず、私立志向が強いのが特徴です。
理由は「いじめ」ですね。
by (2008-02-16 03:03) 

さときち

ここ数日、ブログで中学受験について書いてましたが、
賛否両論あるのは確か。
元をただせば『公教育不信』が原因だと思います。
戦後の日本の経済成長の一因は『公教育の充実』にあったことは確か。
それが今や『公立は荒れているから避けたい』と。

そもそも、いじめが絶対に発生しない環境など、
私立だろうが、公立だろうが、ありえません。
ある程度『揉まれる』経験も必要ではないかと。
純粋培養で育った子供達の危うさ、非常に危険だと思います。

『親心』という名の過保護。

『これは危ないから、危険だから、避けたい。』

その発想は、大学受験を避けようとする考えにも繋がってきます。
『どうせ、苦労するなら、今のうち』
確かに一理あるとは思いますが、、、

私立大学において、付属から内部進学してくる人の質の悪さ。
当然、全ての内部進学者がそうであるとは思いませんが、
昨日の新聞には国立上位校がAO入試を廃止する傾向が出てきたとの記事が。
理由は学力差があるから。
いったいこれは何を意味するのか。

大雑把ですが、『競争のある試験』を乗り越えてきたかどうかの差だと思います。
若いうちに『リスク取る』ことを経験しておくと後に役に立ちます。

将来、社会人になれば嫌でも『競争社会』に身を置く訳で、
そこで負けないメンタルを受験によって獲得することができるのはないか。

12歳の子供に、どこまでの視野が持てるのか。
確かに疑問はあります。
しかしながら、『自分で望んだこと』ならば頑張れる、
そうでない場合は頑張れない、のではないか。
そう思います。

結局、『中学受験をする・しない』は長い人生にとって大きな要素にはならないような気がします。(あくまで私見ですが)
公立中学校に行ってから、頑張る、と。

見も蓋もない言い方をすれば、
少子化における教育産業の生き残り作戦は、
サービスを提供する子供の数が減っている以上、
『中学受験で儲けたい』というのが本音。
結果『早いウチからやっておかないと間に合いません』という宣伝をする訳で。

親御さんは、世にあるたくさんの情報に惑わされず、
長期的な視野に立って冷静な判断をして欲しいと思います。
by さときち (2008-02-16 09:54) 

エイミー

>Sanohpyさん

こんにちは♪ナイス&コメントありがとうございます。

中学入試の指導もなさっているんですね!中学入試から高校入試まで幅広くこなしていらっしゃる様子、尊敬してしまいます。
私は中学受験の指導経験はなく、今後もやるつもりはありません。正直、出来ない、というのもありますが、私が目指しているものの方向性と異なるというのも理由のひとつです。(私が目指している方向性については、よろしければプロフィール欄から底上げ会ブログの私の投稿をご覧下さい)

私自身が私立の付属校の出身ですが、私立に行ったから環境がいい、いじめがない、と一概に言えるものでもないですよね。
なぜ公立ではなく私立なのか、冷静に客観的に判断してほしいなと思います。

>さときちさん
私立だからいじめがない、これは間違いだと経験を通していえます。
地域では伝統のある付属校の出身ですが、いじめはありました。むしろ、三年間で環境の変わる公立と違い、六年、または十年変わらない環境。むしろ長い苦しみに繋がることもあり、高校卒業後、環境の変化を求めて、あえて付属以外の大学へ進学する例も聞いています。

揉まれる経験。これは大切だと思います。私の住んでいる地方に全寮制でエリート教育を施す学校が数年前に誕生しましたが。個人的にはこういう学校で育った生徒が企業や国のトップになったら怖いな、と危惧しています。

>将来、社会人になれば嫌でも『競争社会』に身を置く訳で、
そこで負けないメンタルを受験によって獲得することができるのはないか。

この意見に強く共感します。全く同じことを考えています。
親心ゆえの過保護さ。まだ親になったことのない私には、親御さんの切実な思いを感じ取ることができないのかもしれませんが…考えさせられます。
教育産業の営利主義。見てきましたが…。
大金とって親心につけこむ。腹立たしいですね…。
だからこそ、親御さん自身に、冷静に子どもを見つめてほしい、現実や現況、を捉えてほしい、そう思います。
by エイミー (2008-02-16 15:13) 

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