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テスト前日に [家庭教師]

Eちゃんの家庭教師。

前回、理科のテスト範囲内容が全く身についていなかったため、
授業で行ったテキストの3度目のやり直しを指示していました。

今回、2年生の範囲が含まれており、テキストがないため、
コピープリントを渡していたのですが、再度、白紙のコピーを渡し、

まず、授業でやったコピープリントの説明部分を再暗記、理解した上で、
授業でやった問題のできなかったものを再度解き直し、「よし完璧!」と思えたら
テストのつもりで、白紙の方のプリントをやってこよう、と指示していたのですが。

テスト前日の今日の授業で、なんと彼女は宿題を全くやっていませんでした。

少々驚きました。
中3ですから。

さすがに、少々きついことを言いました。
「明日テストだよ?他の教科の勉強で一部やれていなかった、とかならまだしも、全くできていないって
、これで明日テストの点数が取れるはずがないよ。」

2枚ほどやってあったプリントも、指示通りのやり方ではなく、ただやっただけ、で
空欄だらけでした。

前回出来ていない問題が、やはりできていないこと、
それでは勉強の意味がないこと。
出来なかったものを出来るようにするためには、指示通りのやり方で、
出来ない問題を出来るようにする必要を説いたのですが、
彼女から、反抗的というか、投げやりなオーラを感じて、少々驚きました。

もともと、おとなしい子で、無言なのですが、なんというか、
「すみません」というオーラではないのですね。

中3、かつ、女の子だと、
「わかっているけれど、ついさぼった」「わかっているけれどできなかった」というパターンが多いため、
このオーラは意外でした。

やり直しの方法を、一緒に実践し、
残りのプリントも同様の方法でやるように指示して、授業を終えたのですが、
う~ん。難しいですね。

入試前のそれなりに勉強法も完成し、必死な中3を見た後の、1学期、こうしたギャップは毎年感じるのですが、彼女、どうだろう。本人は志望校もない様子で、少々心配です。


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面白そうな生徒

派遣会社を通じて、5月から担当することにした、Aちゃん。

前講師が、事情により辞めてしまったため、一ヶ月の指導空白期間がある、とのことでした。
週2回を希望していたのですが、私のスケジュールの都合上、科目別にしてもらい、週1で入ることにしました。

初回授業。
この時点で中間テストまで一週間ちょっとでした。

出迎えてくれたのは今時っぽい、ふんわりした感じの女の子。

数学は全然わからない、理科もやばい、とのこと。

「学校の数学ワークは進められてるかな?」

「う~~ん…」
ため息にも近い声を発しつつ見せてくれたワークは真っ白♪

隣で、「何これ!」と怒りの声を上げるお母様。

すでに試験範囲は出ており、理科は天気の範囲とイオン。
数学は、円周角、確率、式の展開から因数分解の終わりまで、と、当然ながら
それなりの量のある範囲です。

これらすべてを一週間、3回の授業で網羅するのは不可能に近い状態。
しかし、どこもわからない、とのこと。
問いかけてもはっきりと答えるわけでもありません。

とりあえず、その後の単元にも直結する、三年生の、展開と因数分解から始めることにしました。

ところが、このAちゃん。

教え始めると、中々良いリアクションをとってくれました。

多分、おっとりした感じの性格ゆえ、学校の授業のスピードについていけないのかもしれないのですが
1:1で教えると、計算方法などもさっと理解していきます。

数学はきらい、というオーラを全身から放っていたのですが、それでも、
理解できると、はっきりとリアクションします。

「あ~~~~・・・わかりましたあ」
「おおおおお」

正解すると。
「わ!あってる」(拍手)←自分で(笑)

「あれえ、全部ちがいますねえ」

「Aちゃん、これあってるじゃん。3と4かけていくつ~?」

「あれえ、12ですねえ」


のほほん。


のほほん、としつつも、それなりのペースで理解してくれます。

「へえ、苦手とかいう割に、理解、相当早いじゃん!」

学校のワークを、さくさく進め、宿題で計算練習を出すのですが
きちんと取り組み、部分にはマークをしてきます。

それを解説し、また新たな単元にはいる形で、なんとか3回の授業で
数学の試験範囲をカバーできました。

理解力はあるけれど、ペースについていけなかったり、
嫌いだからやりたくなくてやらない、という感じなのでしょう。

けれども、ほめると素直に喜び、出来ると素直に喜びを表現する姿は、見ていてなんだか嬉しくなります。

確率の単元でも、
「おおおおお、わかる」と言いながら解いていました。

でも、答えは違ったりするんですが。

「和が6。何通りになった?」
「○通り。」
「それ、多いわ。ちょっと、表見せて~。あ~原因、これじゃん」
「あ~それは和が7ですねえ」
「そうですねえ((笑)」

ペースに巻き込まれて、最後は一緒になって拍手(笑)

できた~~~。ぱちぱちぱち。


うん、楽しいです(笑)
がんばりましょう、数学。そして中間テスト。




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徹底的にやりこむこと

Eちゃんの家庭教師。

どうやら、三月末で塾をやめて、家庭教師に変えたようなのですが
科目別に家庭教師をつけているようで、
非常に熱心なお母様なのだと思います。


私には、苦手な理科メインで社会も教えて欲しい、とご依頼頂きましたが、
家庭教師で社会指導を頼まれたのは初めてのことです。
(塾では教えていましたが。)

正直、社会は教えることがない、と思います。
教科書と学校のノート丸暗記したら、90点は取れる、と思うからです。
私自身は、中学時代、通常の試験のために問題を解くのは、塾での演習時間のみで
試験前は、教科書とノート、学校のプリントを隅々まで丸暗記して臨み
中3では90点切ったことはありません。3年間通して5を維持したのは
社会くらいですが(笑)

塾を変えたり、熱心に家庭教師をつけても
成績が上がることはない、と個人的には思います。

「やりこむ」こと。
「わかるまで」ではなく「できるまで」繰り返す
という習慣がつかなければ、絶対に成績は上がらない。
そう思います。

少なくとも定期試験による成績は小手先の学習方法や指導方法によって決まるのではなく、
徹底的にやる、という習慣をつけられるかどうか、で決まると思っています。

その習慣さえつけば、各教科に家庭教師をつけたりしなくても
どの教科も少なくとも評定4までは上がると思います。(5段階で)


さて、そんなEちゃん、見ていると、小学校の計算にかなり穴があります。


小数点のつけ方があやしい、とか、
たとえば、12.3を100倍するのに筆算していたり、など。

まずは、しっかり計算をできるようにすることですね。

そして今年も「徹底的にやりこむ」という意識をつけていきたいと思います。









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新カテキョ [家庭教師]

新家庭教師決まりました。
前回、体験授業に伺ったお宅。
私は失敗と感じたのですが、契約して頂けました。

一年後、「先生に決めて良かったです」と言って貰えるように、頑張りたいと思います。

なんとまさかの高速通勤なのですが、前の彼氏が住んでいた場所に近く馴染みのある
地域ではあります。
彼と付き合っていたころには、高速がなく、下道で一時間かかったのですが、近くなりました。

生徒は、中3の女の子Eちゃん。
お母様も礼儀正しい感じの方で、生徒もおとなしく可愛らしい感じの雰囲気の良い子です。

成績は英語のみが4であとはオール3とのこと、この成績多いです本当に。
昨年度のHちゃんや、今大学生のMちゃんなども、当初、同様の成績でした。
オール3の生徒の多くが、「やり込み不足」だと感じます。

数年前のSちゃんや、Kくんも含め、オール3から上げて行った生徒にはとにかく
様々なパターンの問題をやり込んで貰いました。

多分、今回のEちゃんも同様のケースでしょう。
お母様いわく、学校でも「あと少しで4がつくんですけどね」と言われているとのこと。

中3一学期の内申、なんとしてでも上げたいと思います。

また他にもう一軒、会社を通して、案件依頼を頂いています。
こちらは、時給、場所共に条件がよかったため、受けました。
今年はどうやら、生徒4人中、3人が中3ということになりそうですが、
Fくんは、専門学校進学が予想されるため、実質、高校入試を闘うのは二人となりそうです。

今年も良き縁と結ばれますように。
そして、合格を頂けますように!!
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久々の更新 [家庭教師]

久々の更新です。

ネット環境は整ったものの、なぜか私のパソコンでつなげません。
windows7だから?連休明けに、業者さんを頼むことにします。

4月中旬までに、個人契約サイトから2件の問い合わせを頂きました。
1件は、指導対象を外れていたのでお断りしたのですが、
もう一件は、体験授業に行ってきました。

そのお宅、高速を使わないと行けない場所だったのですが、
丁寧なメールの文面に後押しされました。

が、多分、不採用ですね。

理由は、私の詰めの甘さかもしれません。

体験授業では理科か数学を希望、とのことで、
中3指導単元を準備していきました。

しかし、要望があったのは、中2の「確率」の単元でした。

迂闊でした。
ブランクのせいにしてはいけないのかもしれませんが、
学年末テスト後に、この単元があることを、完全にうっかりしていました。
とりあえず、教科書を用いて、問題をやってもらったのですが、
これでは…ですね。良い授業を出来た気は全くしませんでした。
失敗した、と自分でも感じました。

最近思うのですが、だいたい、初回授業をしたときに
「これはいける」かどうかわかります。
これは、授業の感覚や、生徒との相性だったり、お母様との話の弾み具合だったり、といろいろですが。


話変わって、先日、Mちゃんから、再び、「助けて~」の電話があったのですが
私自身が、いっぱいいっぱいになっていたため、上手く時間をあわせてあげられませんでした。

その時の彼女のメールが「忙しいところ、申し訳ないです」と。

小5から見てきた者からすると、「大人になったなあ」と感慨深ささえあります。

ちょっと、手を離れていくみたいで、さみしい気もしますが。

結局、3月にHちゃんの授業を終えてから、新たな生徒は担当していません。
引っ越しなどでバタバタしたため、新たな案件を入れていなかったのもあるのですが、
Hちゃんとの授業が楽しかったので、なんとなく、先へ進む意欲がわかない、というのも一因でした。
けれどもいい加減、新たな生徒を担当して、新たな一歩を踏み出す頃ですね。
新たな一年、がんばらねば。
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久々の

更新です。

新居にまだネット環境がないので、実家に寄るタイミングか仕事場で
パソコンを開いています。

新居に越して2週間ですが、トラブルの連続、というか。
ぐったり。

年齢的なものがあり焦って結婚してしまいました。
「結婚」したくてしてしまいました。それだけは言えます。
でもどう考えても、それは自業自得です。
塾の仕事と、神戸の彼氏を失った年に戻りたい。
といっても、ドラえもんでもいない限り、叶うものではないので
前向きに進むしかないのですが、慣れない生活時間(元々超夜型なのが一気に超朝型へ。かつ、睡眠不足)により体も心も疲れ気味で、中々前向きな気持ちになれずにいます。
こうしてこの場で吐き出しながら、前向きになりたいと思っています。
久々の更新が、こんな内容でごめんなさい。


引っ越しなどで忙しくなるだろう、と、新たな家庭教師の案件を入れずにいたのですが
働いていた方が気も紛れて楽しいので、新たな案件を受けようと調整中。
しかしながら、個人契約の仲介板からコンタクトのあった案件が、メールの文面も丁寧で好印象なのですが
指導区域からだいぶずれています。高速通勤になります。高速を使えば30分ほどで、
かつ、前の彼氏の自宅に近いので、多少馴染みはある区域。

とりあえず、高速で通えるものなのか、試しに走ってみようと思います。


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どこか良い会社

ないのでしょうかね。
家庭教師派遣会社。

本当は個人で契約できるのが一番なのですが。
これがなかなか難しいです。
紹介などがあればよいのですが、卒業した生徒さんの保護者の方にこちらからお願いするのも
あつかましいような気がしますし…。

最大手派遣会社。
先月までの担当さんは良い方でしたし、熱心でした。
本当に人によります。
しかしこの方は四月から別のエリアに異動とのこと。残念です。

以前、駐車場トラブルのあった担当さんは今も
私の勤務地エリアにいて
今日も、他の件で他の方からお電話を頂いたため
掛け直したら、出たのが彼女でした。

「お世話になっております、エイミーと申します」

「お世話になっておりまーーーーーす」

前から相当気になっていたのですが…。

なぜ、甲高い声で「おりまーーーーーす」と語尾をそんなに延ばす必要があるのか!!!

この方が担当される可能性があると思うと、避けざるを得ません。
しっかりした方もいらっしゃるだけに残念ですが。

とりあえず、他の会社や個人契約サイトを利用して探しているのですが
中々ありませんね。

尊敬するS先生が、某塾チェーンで働き出されたことが判明。
今、私の勤めるB塾が塾長の自己定年(笑)により新年度いっぱいで終わる予定なので、塾が終了したら、アルバイトで良いので採用して頂けないものか、とたくらみ中(笑)
S先生の下で働けたらこんな素晴らしいことはないでしょう。

それにしても、なんとか新しい家庭教師先を探さなきゃ~!!


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かけがえのないもの [Hちゃん(家庭教師)]

Hちゃんのお宅へ、最後の挨拶に向かいました。

例年、日中に伺うことが多いのですが、お母様がお仕事をされていることもあり
夜、家庭教師をしていたのと同じくらいの時刻に。

通いなれた道も最後になります。
ここは、彼が住んでいる街でもあり、結婚にあたって、彼もこの街を出ます。
ですから、これからは、私がこの街を訪れることもおそらく少なくなるでしょう。

毎年の感慨とともに。

迎えてくださったお母様に、おめでとうございます!と挨拶を交わしてから
いつも、この瞬間のために家庭教師をしてきたのかなと思う
Hちゃんの最高の笑顔に出会えました。

合格通知書や色々な書類を見せてもらいながら、途中からはお母様も交えて
おしゃべりを楽しみました。

お母様からは、御礼を頂いたのですが、それとともに、こんな言葉を頂きました。

「先生を信じて二年間ついてきて本当によかったです。本当に…勉強を教えてくださっただけでなくて、
この子に寄り添ってくださって、授業も延長して下さったり、入試前も、この子だけじゃなくて私も本当に精神的に有り難かったです。」

「この子は長女なので、お姉さんみたいな感じで、これからも相談とか乗って頂けたら嬉しいです」
そう言って頂き、見送って頂いて。

帰路。
信号待ちの道で、涙があふれました。

Hちゃんのお母様の言葉が涙腺を刺激しました。

五年前までの私は、確かに、生徒の心に寄りそうことを、何よりも大切にしていて
そして、成績アップとかそんなことよりも何よりも、生徒のことが大切でした。

あの年の秋。
私が受け持っていた中3のクラスのTくんが、塾を辞める、と言いだしたことがありました。
中2の頃は良かった成績が、どんどん下降していた彼は、夏期講習でも大手塾へ行っており、
その後、退塾の申し出があったそうでした。
成績が下降し続けていた彼は、精神的に多少不安定にもなっていました。

その時、私は塾長に言いました。
「ショックです。私の力不足ですけど。すっごく寂しいです」それは本音でした。

塾長は私の言葉を、Tくん本人に伝えたようでした。

その後、まもなくTくんのお母様から、退塾撤回の申し出があったと聞きました。
その代わり、Tくんは、通塾日を一日増やしました。
笑顔で、「先生、先生のために残ったったわ。合格したら好きなもんおごってね」
そう言われました。

私を信じて、残ってくれたのに…それからまもなく、私が塾を辞めた時
その出来事が、刃のように刺さり続けて、胸の奥の鈍痛が続きました。
苦しすぎて、涙も出ませんでした。

あの年に悔んだこと、苦しんだエピソードは数限りなくあります。
けれども、Tくんとの出来事は、そうしたエピソードの中でもとても大きいものでした。

あの後、家庭教師を始めた私は、
どこかで、生徒との間に距離を作っていました。
塾とは異なる家庭教師という環境もあったとは思いますが、私自身、生徒の心の中に入り込むことを
しようとは思いませんでした。
家庭教師として、成果をきっちり出すのは当然。時間内で成果を出すのも当然。
そう思い、塾講師時代は、試験前、毎日のようにしていた延長も一切しませんでした。

私の中には、こんな思いもありました。
誰かと強い関係を築いてしまったら、もしそれが不可抗力で崩された時、
他の相手の授業で、同様の効果を出せなくなってしまうかもしれない。
お互いに傷つくかもしれない。
あくまで「私じゃなきゃダメ」ではなく、どんな講師とでも、そして、生徒が一人でやっていけるように、する方が良いんだと。

多分、それはひとつの見方からしたら正論だと思います。
私が、生徒の人生にどこまでも付いていくこと等できないからです。

ただ、事の是非はさておき、それは、「私らしい」やり方ではありませんでした。

Hちゃんのキャラがなすものもあったのかもしれません。
今年の私は、昨年までとは違ったような気がします。

授業をせずに、30分以上、Hちゃんの話を聞いていたこともありました。
(勿論、その分、授業自体は延長しましたが。)
試験前、どうしても、完成したい部分のために、一時間も無料で延長したこともありました。
(勿論、お母様の許可は頂きましたが)

生徒の部活の発表会に行く、というのもこれまでにないことでした。

部活の引退時にはプレゼントを渡したり、何かの時には手紙を書いたり、と
けっこうこまめに向き合ってきた気がします。
それも、意識したわけではなく、気付けば自然に、やりたいからやっていた、という風でした。

かつては、学芸会や体育祭などに顔を出していたことを思い出しました。


生徒の合格は何よりもうれしい。
けれども、そこから得られたものは、人と人との繋がりから生まれる、プライスレスのこんなに大きな感動。
久々に感じました。「絆」の美しさを。

Hちゃん、Hちゃんのお母様、二年間指導させて頂き、本当にありがとうございました。

また会える日を楽しみに・・・。





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合格! [Hちゃん(家庭教師)]

Hちゃん、第一志望のN高校から合格を頂きました!

「受かりました!」と電話越しに弾んだ声。

昨日から緊張してその瞬間を待っていたのは、きっと、Hちゃんも、ご両親も私も同じこと。

その瞬間の喜びは、到底文章にできるものではありません。

今年も、色々ありました。ギリギリまで決められなかった志望校。
そして、内申も実力も足りない中でのチャレンジ受験でした。

部活動で思うように勉強が出来ないこともありました。
後半は特に、身体の不調に悩まされました。

時には夜明けに起こされて、きっと泣きながら勉強した日もあったと思います。
物理的に足りない時間の中で、私が課す宿題に苦しんだ日もあったと思います。

けれど、頑張りぬいて、それらを乗り越えたからこそ味わえる喜びを、存分に味わってほしいと思います。

苦しめば苦しんだだけ、頑張れば頑張っただけ、味わえる喜びも大きいものです。
「行ける高校」に合格したのではなく「行きたい高校」への切符を自らの努力で見事掴み取ったHちゃん。
素晴らしいと思います。

そうして苦労して手に入れた「高校生活」ならば、簡単に手放そうとも思わないでしょう。

高校受験は、勉強成果を試すだけのものではないと思っています。
初めての受験というハードルを超えて、培った精神力はこれから生きていく中で
大きな糧となると思っています。

Hちゃんのご家庭は、お母様が、子どものことを本当によく見ているなと感じられる御家庭でした。
ハードな部活スケジュールの中でも、時には夜明けに叩き起こし、宿題をやらせる一方で、限界を越えたと思うと、家庭教師を休ませて休養日にさせていたこともありました。

後半、Hちゃんが不安定になってからは、お母様と何度もやり取りをしました。
その時々の彼女の精神状態を知り、落ち込んでいる時には追い込まないように、また、
私自身、「褒める」ことを意識し、できるようになっていること、を意識させることを心がけてきました。
欠点を告げる時は必ず一つ褒める、一つ褒めて一つ欠点を言う、を心がけながら。


絶対受かってやる、負けるもんか!というタイプが、前年のBちゃんや、数年前のSちゃん、Mちゃんのような子であったとすると、数年前のAちゃんや今年のHちゃんは「受かりたいから頑張っているけれど、不安で仕方ない。」と不安が先に立ってしまうタイプ。

だからこそ、「自信を持って受験に挑めるようにする」ことがひとつの目標でもありました。

そして、私にとっては、
B塾時代から指導してきたMちゃんは別として
本当に五年ぶりに、生徒に心から情が沸いた年でもありました。

いや勿論、塾を辞めた年から教えていたSちゃんやAちゃんにも情はありました。
けれど、生徒に情を持つことが私は怖かったのでしょう。
あの日々と別れを思うと、あの別れを思い出すと、一定以上の情を持たないようにする方が楽でした。
心が自然に、情をセーブしていたように思うのですが、Hちゃんとの授業を通して、そのセーブが
外れたことを感じています。

とにかく素敵なお母様で素敵な御家庭で、楽しんで指導させて頂いた二年間でした。
指導終了が本当に寂しいです。
けれども、今年も最後まで始動させて頂けたことに、そして、合格を頂けたことに感謝して
週末には、最後の挨拶に伺います。

そして、来年度の新規家庭教師はまだ未定。
良い出会いがありますように。




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入試終わり [Hちゃん(家庭教師)]

Hちゃんの入試が終わりました。
後は、発表を待つだけです。

入試当日。
私は友人の家におり、友人のパソコンで大手塾のHPに載る試験問題を確認。

難易度が高いと言われる数学が簡単(泣)
難しいと言われる図形問題の一問目!何これ!何かのひっかけ!?と疑いたくなるくらいでした。

合格点上がるな…と予想。

しかし、Hちゃんの自己採点は
私が算出している合格推定点には及びませんでした。

後は祈るしか有りません。
来週の発表日まで祈ります。

最後の授業時に、花束を頂きました。
嬉しかったです。
そして、寂しかった。

花束には思い出されるエピソードがあります。
かつてこのブログにも書いたのですが
B塾時代、中1の生徒から
「先生ありがとう」と、お小遣いで買ったのであろう小さな花束を差し出されたことがありました。

その直前、新人講師とのトラブルで泣いた折に仲裁に入ったり
何かと世話を焼いた子でした。

私の人生で、あんなに尊い花束はない、と思うほど尊い花束でした。

どこで、道を間違えたのかな、と思うことがあります。
けれど、あれから、修正も出来ているのかな、とも思います。

過去は取り戻せない。過去は修復できない。
けれども、未来だけはこれからまだなんとでもなる。
努力次第で。





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